
タップルでLINEの交換がNGって聞いたけど、他のアプリは大丈夫なの?
あるいは、他にNG行為ってあるのかな?
利用規約を読むのめんどくさいし・・・
マッチングアプリには「利用規約」が必ずあります。
利用規約とは、アプリを使う際のルールを定めたものです。
ルールに違反すると、ルールに違反したメッセージが削除されたり、厳しいケースではアカウントが削除され、二度と使えなくなる(お金も帰ってこない)こともあります。
この記事では、本ブログでおススメしている「With」「Pairs」「タップル誕生」について、利用規約を読み解き、
- 禁止行為
- アプリ共通の禁止行為
- アプリ独特の禁止行為
- 禁止行為に対する措置
を整理してお伝えします。
最初にこの記事のまとめを書いておきます。
- マッチングアプリにおける代表的な禁止行為
- 共通の禁止行為①:ネットワークビジネスや宗教への勧誘
- 共通の禁止行為②:プロフィール詐欺
- 共通の禁止行為③:ヤリモク
- アプリ別に独特の禁止行為
- 独特の禁止行為①:LINE交換→タップル誕生だけ
- 独特の禁止行為②:ドタキャン→Withだけ
- 独特の禁止行為③:海外からの利用→Pairsだけ
- 禁止行為に違反した場合の措置
- (1)メッセージやプロフィールの内容が勝手に削除される
- (2)警告表示が出る
- (3)アカウントが停止・凍結・強制退会させられる

上の表は簡易的にまとめていますし、筆者の解釈によるものです。
アプリを利用する際は必ず自分で利用規約を読んで判断してください!
例えば、LINEの交換はWithやPairsでは認められていますが、しつこく聞くと「不快な行為」と認定されて利用規約上の禁止行為に該当する可能性があります。
※noteやTwitterでもマッチングアプリの体験談やノウハウを発信しています。
アプリ別の利用規約
この記事を書くにあたって参照した各アプリの利用規約は以下です。

ちなみに、どの利用規約も会員登録しなくても読めます!
使おうと思っているアプリがある場合は、事前に利用規約を確認しましょう。
マッチングアプリにおける代表的な禁止行為
実は、マッチングアプリには相当な数の禁止行為があります。
例えばWithの場合、利用規約第6条第1項に「禁止事項」として(1)~(38)の38個の禁止事項を書いています。

ちなみにPairsの禁止事項は33個。
マッチングアプリには大体30~40個ぐらい禁止事項があるようです。
すべてを網羅するととんでもないボリュームになってしまうので、以下ではWith、Pairs、タップル誕生で共通して禁止されている事項のうち、代表的なものを紹介します。
共通の禁止行為①:ネットワークビジネスや宗教への勧誘


マッチングアプリで勧誘に遭遇するってよく聞くけど、禁止されていないの?
こういう疑問を持つ人がいると思います。
答えは、「禁止されている」です。
例えば、Withの利用規約では第6条1項(30)に禁止事項として以下の通り記載されています。
(30) 無限連鎖講およびマルチ商法またはそれに類するもの及び何らかの宗教に勧誘する行為
https://with.is/terms_of_use
なので、マッチングアプリでネットワークビジネス等の勧誘に遭遇した場合は利用規約違反として報告すれば対応してもらえるはずです。

とはいえ勧誘する人も、勧誘行為は禁止行為であると認識しているのでアプリ上では尻尾を出さないかも・・・
LINE等、他の連絡手段に移行したらアプリはブロックされる可能性が高いので、現実的には報告することは困難です。
なお、ネットワークビジネスへの対処法はこの記事に書いているので参考にしてください。
共通の禁止行為②:プロフィール詐欺

アプリだと写真と別人がきたりするっていうけど、これは禁止されてないの?
答えは「禁止されている」です。
写真やプロフィールの情報等を偽ることは禁止行為に当たります。
例えば、Withの利用規約では第6条1項(15)と(16)に禁止事項として以下の通り記載されています。
(15) 第三者に成りすます行為
(16) 虚偽の情報を掲載し、または他の会員を欺く行為
https://with.is/terms_of_use
なので、写真と別人が来た!と思ったらアプリ上で通報すれば対応してもらえるはずです。

マッチングアプリは相手の情報はプロフィールから判断するしかないので、プロフィール詐欺を認めると崩壊します。
もし、会った相手がプロフィールを偽っていると判明したら、きちんと運営に報告しましょう。
とはいえ、この記事に書いたように、マッチングアプリで遭遇する女性の平均的レベルは高いのであまり気にしなくてよいかもしれません。
共通の禁止行為③:ヤリモク

身体関係を結ぶことを目的にマッチングアプリを使うことを俗に「ヤリモク」といいます。
この「ヤリモク」も利用規約では禁止されています。
例えば、Withの利用規約では第6条1項(10)と(22)に禁止事項として以下の通り記載されています。
(10) 本サービスを、本来の利用目的(恋活・婚活)とは異なる目的で利用する行為
(22) 本人の性的な好みなどを投稿等する行為および肉体関係を目的として本サービスを利用する行為
https://with.is/terms_of_use

こう書いてあるものの、具体的にどういう行為が「ヤリモク」に該当するかは正直、受け手側の気持ち次第です。
相手が、「この人、身体目的だ!」と感じたら終わりですね。
アプリ別に独特の禁止行為
これまではWith、Pairs、タップル誕生に共通した禁止行為でしたが、これからはアプリ別に独特の禁止行為について説明します。
※実際にどのような行為が禁止行為に当たるのかを明言することは難しいので、あくまでもあんそにーの解釈である旨にはご注意ください!
独特の禁止行為①:LINE交換
タップルだけ、LINEをはじめとする連絡先の交換が禁止されています。
すなわち、最初に会うまではタップルの中でやり取りを完結させることが求められます。
タップルの利用規約では第5条(1)に禁止事項として以下の通り記載されています。
(1)本サービス内において他の会員の連絡先情報を聞き出そうとするまたは他の会員と連絡先交換を試みる行為
https://static.tapple.me/policy/terms.html
なお、WithやPairsでは連絡先の交換は禁止されていないので、タップルだけの特徴です。
タップルで連絡先交換が禁止された件については、以下の記事で詳しく書いています。
独特の禁止行為②:ドタキャン
ドタキャンと書きましたが、厳密にいうと、会う約束を一方的にキャンセルすることがWithでは禁止されています。
具体的には、
例えば、Withの利用規約では第6条1項(10)と(22)に禁止事項として以下の通り記載されています。
(33) 他の会員と会う約束をした後、これを一方的にキャンセルする行為
https://with.is/terms_of_use
おそらくマッチングアプリを使っていて男性が一番遭遇する禁止行為はこれです。

あんそにーとしては、明確にデートのキャンセルを禁止行為としてくれている点がWithのお気に入りポイントの一つだったりします。
なお、他のアプリでも「他人の迷惑となる行為」や「ほかの会員が不快になる行為」は禁止されているので、「デートを一方的にキャンセルされて迷惑だった!」と主張すれば利用規約違反として扱ってくれる可能性はあります。
とはいえ、明確に禁止行為として記載しているかどうかでやはり違いがあると思うので、今回特徴として挙げました。
無断キャンセル、ドタキャンはマッチングアプリを使っていると最もよく遭遇するトラブルです。
この記事に体験談や対処法を書いているので読んでください。
独特の禁止行為③:海外からの利用

Pairsのみ、海外から利用することを利用規約第6条32項にて以下の通り禁止しています。
日本国外から本サービスを利用する行為
https://pairs.lv/static/termsofservice

海外の人とマッチングしたい人はPairs以外のアプリを使うことをお勧めします。
逆に、海外の人と出会う気がない人は、Pairsを使うと最初からフィルタリングされているので便利です。
禁止行為に違反した場合の措置
ここまでどういうものが禁止行為に当たるのかの説明をしてきましたが、以降では、禁止行為に違反した場合の措置について説明します。
実は、禁止行為に違反した場合の措置は3つのアプリでほとんど共通です。
例えば、Withの利用規約では第6条2項、3項に以下の通り書いてあります。
2.会員が前項の禁止行為を行った、又は行うおそれがあると当社が判断した場合、当社は以下の対応を行うことができるものとします。ただし、当社は、本項の定めにより、当該データ等を掲載停止または削除する義務を負うものではなく、データの削除および利用制限等の処分につき、説明義務を負うものではありません。
(1)当該行為を行った会員に通知することなく、該当するデータまたはコンテンツを削除すること
(2) 当該行為を行った会員に対して注意を促す表示を行うこと
(3) 当該行為を行った会員のアカウントを停止・永久凍結もしくは強制退会させること3.当社は、前項に基づき当社が行った措置により会員に生じた損害について一切の責任を負いません。
https://with.is/terms_of_use

簡単に言うと、
(1)メッセージやプロフィールの内容が勝手に削除される
(2)警告表示が出る
(3)アカウントが停止・凍結・強制退会させられる
の3つです。
(1)のメッセージ削除や(2)の警告表示は「はいそうですか」で済むのですが、(3)のアカウント停止・凍結・強制退会は非常につらい措置です。
禁止行為に触れるということはメッセージのやり取りをしている可能性が高く、その場合男性であれば有料会員として登録しているはずです。
強制退会になると、残りの有料期間分のお金は返ってこないので損することになります。

「知らないうちに禁止行為をして強制退会させられた」ということにならないように、利用規約はよく読んでおきましょう。
また、自分が何らかの被害を受けた場合は、相手の行為が禁止行為に該当しないか確認しましょう。
該当する場合は運営に報告・救済を求めましょう。
まとめ
- マッチングアプリにおける代表的な禁止行為
- 共通の禁止行為①:ネットワークビジネスや宗教への勧誘
- 共通の禁止行為②:プロフィール詐欺
- 共通の禁止行為③:ヤリモク
- アプリ別に独特の禁止行為
- 独特の禁止行為①:LINE交換→タップル誕生だけ
- 独特の禁止行為②:ドタキャン→Withだけ
- 独特の禁止行為③:海外からの利用→Pairsだけ
- 禁止行為に違反した場合の措置
- (1)メッセージやプロフィールの内容が勝手に削除される
- (2)警告表示が出る
- (3)アカウントが停止・凍結・強制退会させられる
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